科楽倶楽部

移民計画

21XX年、移民団を作る。
目標とする惑星は地球型で、大気の主成分は窒素などと環境が酷似。
先行している無人探査船がテラフォーミング中。但し、移民が着いても外での活動は、まだ小型の酸素ボンベが必要。
移民たちは五世代程度船の中で過ごす。
移民の理由は、巨大隕石の地球への衝突予想から。火星基地、系外惑星に移民する者と、地球に残り隕石を回避する者とに別れた。 生存確率は火星>>移民船>>>地球。
移民に選ばれるのは生産性のある者。生殖能力のある若い男女を中心に、16歳以上で健康診断、身体能力、知能指数、一般常識、 心理テストなどの適性検査に合格した者。イメージ的には兵士のような、一定以上の身体能力と精神力が必要な職業と同じ扱いで。 専門技術者を乗せるため上限年齢は特に設定されていないが、健康診断と身体能力テストをパス出来る実質の上限年齢は50歳前後。 が、後の代の者が第一世代のような適性を持っているとは限らない。

社会構造

基本的に身分はないが、以下の区分けはある。  

宇宙船環境保持グループ(グループA)
・宇宙船操縦系
 船長(グループ内で決定)
 副船長
 航海士・通信士・エンジニア等、業務ごとのミニグループ
・食料・艦内環境系
 食料生産管理
 排泄物等リサイクル管理
 宇宙船部品生産工場管理
 (但し、従業員として働く人はグループB)
・移民星開発研究系
 移民星の開拓・開発技術の管理研究者

宇宙船非保持グループ(グループB)
 代表(グループAを含む全乗組員の直接選挙で選ばれる)
 委員会(グループAを含む全乗組員の直接選挙で選ばれる)
 グループBは民主主義を取る。

職業選択の自由は無い。特に操船、移民惑星を開発する研究者は世襲制。
高校以上は専門職の学校へ行き、そのままその道のプロになる。(ごく稀に一般人から専門職になれる者はいる)
30歳までに結婚の義務を持つ。妊娠・出産は許可制。(出生率と遺伝子の多様性を保つ為)女性はよほどのことがない限り、 一人以上の子供を産む義務がある。 (同性愛もありうるが、こういった事情から隠しているカップルが多い)

船体構造

円筒形(円筒の周囲に帆を広げている)
 最前部:コックピット
 中間部A:農場区
 中間部B:居住区
 (人種による○○街や○○タウンのような、緩いエリア区分はある)
 後部:工業区/推進機関/浄化設備
推進はソーラーセイルとエンジンの併用。
目的星系に着いたら、目的星の外側の惑星で減速スイングバイ、エアロブレーキを使い、目的星の周回軌道に入る。

その他

人口は二万人程度。
余剰施設に巨大図書館。
船外活動、危険区間の作業用にロボットがいる。
管理には管理AI使用。(ただ、総合管理AIを設定するかは、それぞれにお任せします)
二代目以降は、閉鎖空間という特殊な世界から、特殊な職業が生まれる可能性がある。(例:管理生物の脱出による極秘害虫退治チーム)

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